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虫歯の予防やこども矯正、歯周病の予防とメインテナンスに取り組んでいます
2020-01-14

歯周病の進行が中等度以上の方

歯周病の進行が中等度以上の方には保険外の歯周内科治療をおススメします!

歯周病が中等度以上の状態とは

1.位相差顕微鏡で菌叢が荒れている

2.歯周病菌のDNA検査の値が悪い

3.骨が減ってきている

4.プラークがついている(歯みがきが苦手)

5.成人(20歳以上)

⇒なぜならば

抗カビ剤(ハリゾン)を使用した方がとても治りが早いからです!

これから治療を始めてみましょう

お薬を使用した歯周病の治療には、

(保険治療)半年で80%の効果

一番効果の高い歯磨き剤を使用できません。

保険のルールで治療回数が6~8回ほどかかります。

20,000円程度(3割負担換算)+DNA検査 15,000円(税別)

(自費治療)1ヶ月で100%の効果

一番効果の高いお薬と歯磨き剤を使用できます。

治療回数も4~5回ですみます。

68,000円~78,000円(税別)

まずのみ薬による除菌を行います

ジスロマックなどの抗生物質

ジスロマックなどの抗生物質

※ 風邪をひいた時に出される薬でもあるので飲んだことがある方もおられるかもしれません。

用法:1回につき2錠を24時間ごとに3日間服用(食間服用が効果が高い)

リアルタイムPCR検査を行い、歯周病菌がいなければ飲む必要はありません。検査結果により、処方する抗生物質が変わることがあります。

次に歯みがき剤や塗り薬でカビを減らします

※ カビ菌がいなければ使う必要はありません。

保険の場合:ペリオバスター 半年で80%の効果

自費の場合:ハリゾン 1ヶ月で100%の効果

歯みがき剤や塗り薬

治療効果

中程度以上の歯周病の場合、ポケットの減少効果抗カビ剤のほうが歯磨剤より高いです。

抗カビ剤を使用して歯磨きをする場合は、口の中全体にいきわたるように塗るだけでカビを落とすことができます。

抗菌剤(ジスロマック)を最大3回まで投与できますので、確実に除菌できます。

治療効果

治療時期について

抗カビ剤を使用するのであれば、最初の除菌治療と同時にする方が良いです。

学会データによると最初に除菌したときがもっとも治癒力が働き、治りが良いからです。

後から抗カビ剤の使用は効果が劣ります。

治療費について

保険外の歯周内科治療は保険治療より費用は少々高額です。

しかし、一般的に再生療法(エムドゲインなど)の特殊な歯周外科手術は歯1本6万円以上かかります。

歯を失った場合に行われるインプラント1本 30~40万円ほど費用がかかります。

歯周内科治療はすべての歯を同時に、しかも手術をせずに治療することができます。

治療費用

治療費用

※外科手術がほとんどなくなるので費用が安くなります。

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